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2009.06/07 [Sun]
スペシャルサンクス?妄想小説~七夕祭り~
MISTで期間限定のほにゃらら冷やしラーメン?
を頂いたゆぅりですけども.<節約しなくちゃだよ!
今日はスペシャルサンクス!(b^ー°)ってことで,
妄想小説~七夕祭り~を書いてみました.って,
妄想ですか?いりませんよね?そうですよね?
でも書いちゃいましたもん.ごめんなさいですぅ.
ますだくん大好きなゆぅりですが,祐也で….
祐くんかわいいよぉってことで.祐也で….
妄想小説読んでもOK(o^-')bな方のみ,
駒を進めてくださいねっ☆
ではまたバイバイヾ(*'-'*)
注意)テゴマス「七夕祭り」とは設定が異なります.あくまでゆぅりの妄想ですから.そして,読み直しはしませんので,思いつくまま,さらさらと…皆さんも読み流してさらさらと…で,お願い致します.では,どうぞ….
~七夕祭り~
着信音♪
誰かなぁ…
ん~,眠いのに…
プピ♪
「もしもし…」
「…ぁん?祐くん?なにぃ?」
「お前さ,明日,暇?」
「なんでぇ?」
「駅前大通どうよ?」
「なんかあんの~」
「七夕祭りだけどさ…」
「ん~」
「なんか用事あんの?」
「…なんか?…ないけど…」
「ぉっ,決まりね!」
「あ…,うん.なんもないし…」
「さんきゅ,じゃ,お前んち行くわ.」
「ん,おーけ.じゃね…」
「じゃぁな.」
今さらなんでよ?もうオトナなのに…祐くん,ヘンなの?
ま,いいか,久しぶりに願いごとでもすっかなぁ…
駅前大通,それはきっと二人の思い出の場所.
小さい頃,祐くんのママやうちのママと一緒に出かけた七夕祭り.
金魚すくいに夢中になって,浴衣の袖を濡らした祐くん.
ヨーヨーが割れて泣いてたわたしに,自分のを譲ってくれた祐くん.
久しぶりだなぁ…浴衣,着てくかなぁ…
~翌日~
「ママー,早くしてよ~」
「はぃはぃ,祐くんも急ねぇ…」
「そんなん,知らないよ~」
「祐くんママに,お願いしといたわよ.」
「何を?」
「よろしくねって…」
「はぁ?訳分かんないわ?」
「はい,出来上がり!」
「ぉ,わたしも捨てたもんじゃないじゃん?」
「あら?祐くん,来たみたいね.」
「うんっ」
「じゃ,いってらっしゃい」
バタバタと玄関に走り,履き馴れない下駄に足を入れてみた.
久しぶりの浴衣,下駄で歩くのもなんだか不安なわたし….
袖口を掴んで,足元を確認してみた.ちょっとイケテル?
そして,思い切りドアを開けたその先には…
「お待た…!…ひぇ~祐くん,浴衣!」
「な,なんだよ…」
「カッコイイじゃん!」
「おぅ…お,お前もな…」
髪の毛をくしゃくしゃにしながら,少し照れた笑顔が眩しい.
何,なんでドキドキすんのよ…戸惑いながら歩き始める.
ふと右隣の彼を確かめようと,顔を横に向けると….
あれ?なんで目線が腕なの?
背が高くなった?のかな?
いつも自転車乗っててわからなかったのかな?
少しだけ…自分の知らない祐くんがそこにいた.
なんだかちょっぴり切ないよ…そんなに会ってなかったっけ?
駅前大通には,大きな飾りが所狭しと飾られ,
お店の前にも小さな笹が飾られていた.
「結構,いるなー」
「ちびっこばっかりね(笑)」
「お前もな」
「あー,ひどーい」
からかうなんてさ…いつからなのよ?わたしを子ども扱いしてさ.
でも,いいや祐くんだから.なんだかわかんないけど….
金魚すくい,射的,型抜き,わたしの好きなあんずあめ.
祐くん,よくお分かりで(笑)楽しいね♪
わたしが誘ったわけじゃないのに,なんだか夢中?
祐くん,昔と変わってないよ,何やっても負けず嫌いで.
今もさ,一生懸命,ヨーヨー取ってくれて…
ありがと….
「そろそろ,帰るか?」
「あ,うん…」
「短冊,書いてねぇけど?」
「そうだよ!七夕なのに!」
「何が,そうだよ!だよ…お前さ…」
「ん?」
「なんでもねぇよ.」
2人は大通りの真ん中にある大笹の前に立った.
「短冊,短冊~」
「あのさ,2つ書かない?」
「2つ?」
「1つはお互いのことを書く.」
「お互いのこと?」
「そ,お前は俺のこと,俺はお前のことを書くの.」
「ふーん.」
「で,見せ合う.」
「えー!」
「もう1つは自分の願い事を書く.」
「こっちは見せない.」
「えー!見せるのやだよー!」
「そんな恥ずかしいこと書くのかよ?」
「ち,ちがうよ!」
「じゃ,決まりね.」
なんだか分からないけど,短冊持ってこなくちゃ…
「祐くん,はい.青いのと黄色いの.」
「わたしは,桃色と黄色いの.」
「よし!黄色いのはお互いのことな.」
祐くん,なんだか張り切ってるなー.
何をお願いしようか…祐くんのこと,自分のこと.
気が付けば街灯に灯りが点り,大通りもライトアップ.
短冊を手にした祐くんが随分オトナに見えた….
どんどんカッコよくなっていくね?なんとなくだけど.
浴衣姿を見たとき,どっきどきしたよ….わかんないけど.
祐くん,なんで誘ってくれたんだろう?教えてくれる?
「おぃ,ぼーっとしてんなよ?」
「あ,ごめん.」
「書けたか?」
「まだ…今書く.」
「全然変わらねぇなぁ…書けよ.」
「う,うん.」
そうだ…祐くんにはこれ!そして,わたしのお願いは…
短冊には2人の願いごとが綴られた.
「よし,お互いの交換しよ!」
「えー!」
「約束だぞ.」
「わかったぁ.はいっ.」
「ん?なんだよこれ?」
『サッカーで怪我をしないように』
「だってぇ~.祐くん,怪我したらやだもん.」
「おぉ、おぅ.ありがとな…」
「祐くんだって,何これ?」
『少しは休めよ!!』
「お前さ,なんでも無理すっから….」
「あ,うん…ありがと.」
「じゃ,自分の願いごとを…」
「お隣に飾っていい?」
「ダメだよ,見えちゃうじゃん.」
「そっか…じゃ,いいよぉ…」
2人はそれぞれの短冊を笹にくくり付けた.
わたしは軽く短冊に向かって手を合わせると,
少し離れた祐くんに向かって小走りに走った.
「なに書いたの?」
「ん?」
「知りたい?」
「うんっ!」
「明日見に来たら?」
「えー,どれかわかんないもん.」
「じゃっさ,手つないでくれたら教えてあげる.」
「は?」
「うっそー!さ,帰ろうぜ!」
「祐くんってば!」
無邪気な笑顔で走り出した祐也を必死で追った.
あの頃の2人のように…家まで追いかけっこして.
2人が去った大笹には,青い短冊と桃色の短冊が,
星達に照らされながら,優しい夜風に揺れていた.
『ずっと見守ってるよ!』
『ずっとそばにいてね!』
2人の想いを,織姫と彦星は1つの星にした.
そう,2人の星がずっとずっと輝くように….
おしまいです.
を頂いたゆぅりですけども.<節約しなくちゃだよ!
今日はスペシャルサンクス!(b^ー°)ってことで,
妄想小説~七夕祭り~を書いてみました.って,
妄想ですか?いりませんよね?そうですよね?
でも書いちゃいましたもん.ごめんなさいですぅ.
ますだくん大好きなゆぅりですが,祐也で….
祐くんかわいいよぉってことで.祐也で….
妄想小説読んでもOK(o^-')bな方のみ,
駒を進めてくださいねっ☆
ではまたバイバイヾ(*'-'*)
注意)テゴマス「七夕祭り」とは設定が異なります.あくまでゆぅりの妄想ですから.そして,読み直しはしませんので,思いつくまま,さらさらと…皆さんも読み流してさらさらと…で,お願い致します.では,どうぞ….
~七夕祭り~
着信音♪
誰かなぁ…
ん~,眠いのに…
プピ♪
「もしもし…」
「…ぁん?祐くん?なにぃ?」
「お前さ,明日,暇?」
「なんでぇ?」
「駅前大通どうよ?」
「なんかあんの~」
「七夕祭りだけどさ…」
「ん~」
「なんか用事あんの?」
「…なんか?…ないけど…」
「ぉっ,決まりね!」
「あ…,うん.なんもないし…」
「さんきゅ,じゃ,お前んち行くわ.」
「ん,おーけ.じゃね…」
「じゃぁな.」
今さらなんでよ?もうオトナなのに…祐くん,ヘンなの?
ま,いいか,久しぶりに願いごとでもすっかなぁ…
駅前大通,それはきっと二人の思い出の場所.
小さい頃,祐くんのママやうちのママと一緒に出かけた七夕祭り.
金魚すくいに夢中になって,浴衣の袖を濡らした祐くん.
ヨーヨーが割れて泣いてたわたしに,自分のを譲ってくれた祐くん.
久しぶりだなぁ…浴衣,着てくかなぁ…
~翌日~
「ママー,早くしてよ~」
「はぃはぃ,祐くんも急ねぇ…」
「そんなん,知らないよ~」
「祐くんママに,お願いしといたわよ.」
「何を?」
「よろしくねって…」
「はぁ?訳分かんないわ?」
「はい,出来上がり!」
「ぉ,わたしも捨てたもんじゃないじゃん?」
「あら?祐くん,来たみたいね.」
「うんっ」
「じゃ,いってらっしゃい」
バタバタと玄関に走り,履き馴れない下駄に足を入れてみた.
久しぶりの浴衣,下駄で歩くのもなんだか不安なわたし….
袖口を掴んで,足元を確認してみた.ちょっとイケテル?
そして,思い切りドアを開けたその先には…
「お待た…!…ひぇ~祐くん,浴衣!」
「な,なんだよ…」
「カッコイイじゃん!」
「おぅ…お,お前もな…」
髪の毛をくしゃくしゃにしながら,少し照れた笑顔が眩しい.
何,なんでドキドキすんのよ…戸惑いながら歩き始める.
ふと右隣の彼を確かめようと,顔を横に向けると….
あれ?なんで目線が腕なの?
背が高くなった?のかな?
いつも自転車乗っててわからなかったのかな?
少しだけ…自分の知らない祐くんがそこにいた.
なんだかちょっぴり切ないよ…そんなに会ってなかったっけ?
駅前大通には,大きな飾りが所狭しと飾られ,
お店の前にも小さな笹が飾られていた.
「結構,いるなー」
「ちびっこばっかりね(笑)」
「お前もな」
「あー,ひどーい」
からかうなんてさ…いつからなのよ?わたしを子ども扱いしてさ.
でも,いいや祐くんだから.なんだかわかんないけど….
金魚すくい,射的,型抜き,わたしの好きなあんずあめ.
祐くん,よくお分かりで(笑)楽しいね♪
わたしが誘ったわけじゃないのに,なんだか夢中?
祐くん,昔と変わってないよ,何やっても負けず嫌いで.
今もさ,一生懸命,ヨーヨー取ってくれて…
ありがと….
「そろそろ,帰るか?」
「あ,うん…」
「短冊,書いてねぇけど?」
「そうだよ!七夕なのに!」
「何が,そうだよ!だよ…お前さ…」
「ん?」
「なんでもねぇよ.」
2人は大通りの真ん中にある大笹の前に立った.
「短冊,短冊~」
「あのさ,2つ書かない?」
「2つ?」
「1つはお互いのことを書く.」
「お互いのこと?」
「そ,お前は俺のこと,俺はお前のことを書くの.」
「ふーん.」
「で,見せ合う.」
「えー!」
「もう1つは自分の願い事を書く.」
「こっちは見せない.」
「えー!見せるのやだよー!」
「そんな恥ずかしいこと書くのかよ?」
「ち,ちがうよ!」
「じゃ,決まりね.」
なんだか分からないけど,短冊持ってこなくちゃ…
「祐くん,はい.青いのと黄色いの.」
「わたしは,桃色と黄色いの.」
「よし!黄色いのはお互いのことな.」
祐くん,なんだか張り切ってるなー.
何をお願いしようか…祐くんのこと,自分のこと.
気が付けば街灯に灯りが点り,大通りもライトアップ.
短冊を手にした祐くんが随分オトナに見えた….
どんどんカッコよくなっていくね?なんとなくだけど.
浴衣姿を見たとき,どっきどきしたよ….わかんないけど.
祐くん,なんで誘ってくれたんだろう?教えてくれる?
「おぃ,ぼーっとしてんなよ?」
「あ,ごめん.」
「書けたか?」
「まだ…今書く.」
「全然変わらねぇなぁ…書けよ.」
「う,うん.」
そうだ…祐くんにはこれ!そして,わたしのお願いは…
短冊には2人の願いごとが綴られた.
「よし,お互いの交換しよ!」
「えー!」
「約束だぞ.」
「わかったぁ.はいっ.」
「ん?なんだよこれ?」
『サッカーで怪我をしないように』
「だってぇ~.祐くん,怪我したらやだもん.」
「おぉ、おぅ.ありがとな…」
「祐くんだって,何これ?」
『少しは休めよ!!』
「お前さ,なんでも無理すっから….」
「あ,うん…ありがと.」
「じゃ,自分の願いごとを…」
「お隣に飾っていい?」
「ダメだよ,見えちゃうじゃん.」
「そっか…じゃ,いいよぉ…」
2人はそれぞれの短冊を笹にくくり付けた.
わたしは軽く短冊に向かって手を合わせると,
少し離れた祐くんに向かって小走りに走った.
「なに書いたの?」
「ん?」
「知りたい?」
「うんっ!」
「明日見に来たら?」
「えー,どれかわかんないもん.」
「じゃっさ,手つないでくれたら教えてあげる.」
「は?」
「うっそー!さ,帰ろうぜ!」
「祐くんってば!」
無邪気な笑顔で走り出した祐也を必死で追った.
あの頃の2人のように…家まで追いかけっこして.
2人が去った大笹には,青い短冊と桃色の短冊が,
星達に照らされながら,優しい夜風に揺れていた.
『ずっと見守ってるよ!』
『ずっとそばにいてね!』
2人の想いを,織姫と彦星は1つの星にした.
そう,2人の星がずっとずっと輝くように….
おしまいです.
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Re: うっひょぉい
> なんて言ったらいいかなぁ……。
>
はいっ!
> ときめいちゃった
>
いや~んっ(*^-^*)
> こんな可愛い恋は現実にはなかなか(クールになっちゃうもんね)
>
なるほど・・・それはシホリーヌさんの場合ですか?
クールなんだ.むふふ.カッコイイですね~ステキ☆
わたし,結構女の子できます~(って年齢は遥か彼方へ)
> 妄想も好きで~す
ありがとうございます!
もし良かったら,わたしのリンクのところから
milkちゃんの妄想小説を読みに行ってみて!
もうすぐ新作が出るそうです~